薔薇の実を食べた？

最終更新2009/02/01

タイトル	薔薇の実を食べた？　（恋物語３）
作者名	さいとうちほ
出版社	小学館文庫
既刊数	文庫版　全１巻
個人的おすすめ度	★★
あらすじ	【収録作品】 ①薔薇の実を食べた？あらすじ：「あたし、忍兄ちゃんのお嫁さんになる」幼い頃から次兄・忍にほのかな恋心を抱いてきた仮名子。人には言えないその想いを断ち切るため、長兄の勧めでお見合いした三木と付き合う事を決意。忍を忘れようとすればするほど切ない想いがあふれだした仮名子が出した答えは・・・三木との結婚だった。 ②時計じかけの愛人あらすじ：満ちるは友人の披露宴の２次会でお酒に酔っていた。理由は、親が勝手に決めたお金持ちの息子との婚約。父親の経営する会社が危ないための、政略結婚のようなものだった。好きでもない男と結婚しなければいけない境遇を悲観し、結婚までに「遊んでやる！」と、２次会で初対面の男性・氷河に「愛人になって」と持ちかける。氷河は「愛人として試験をしてください」と言葉を残し去って行った。謎めく存在の氷河に、満ちるはいつしか・・・ ③休日はパリであらすじ：舞慰は憧れのパリ・オペラ座にやってきた。所属の東京シティ・オペラバレエ団の公演のため。しかし、舞慰は群舞の１人でしかなく、雑用係としての役割の方が大きい。群舞の仲間とレッスンをこっそり抜け出し、観光に出た舞慰は、街でぶつかられ、ジェイドという機械に詳しい男性と知り合う。カメラを直してもらった縁で２人は観光に。ところが銃で狙われたり・・・ジェイドは訳ありの存在だった。 ④真夜中すぎのシンデレラボーイあらすじ：小さな劇団でお芝居をしている原田雪野は、スランプのため、人前で演じる事ができなくなっていた。１年前の初演で演じたユアン役を今回の公演では他の役者にとられる。そんな夜に、ファンだと言う男の子が現れ、大金を出し、雪野に「朝までの時間を買います」と申し出る。 ⑤十七の花冠七夜子は、大好きな糸子おばさんのヒュッテに夏休みを利用して手伝いに来る。駅からつけてきた怪しい男を不審に思っていると、それは交際中の大ちゃんだった。不審者から七夜子を助けようと、とびこんできたのが高以来という男性。どうやら糸子さんと高以来は知り合いのような雰囲気が。

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