| タイトル |
ちはやふる |
|
| 作者名 |
末次由紀 |
| 出版社 |
講談社 コミックス ビーラブ |
| 既刊数 |
1〜12巻 |
| 個人的おすすめ度 |
★★★★★ |
|
１巻 初版 2008年05月13日
【あらすじ】
小学６年生の千早（ちはや）が出会ったのは、
福井からやってきた転校生・新（あらた）。
新は、方言や、いつも同じ服装をしている事を、
クラスメイトにからかわれてイジメの対象にされていた。
そのため、大人しく無口な新だけれど、意外な特技があった。
それは、小倉百人一首競技かるた。
千早は、誰よりも速く、誰よりも夢中になって札を払う新の姿に衝撃を受ける。
しかし、そんな新も、千早のずば抜けたかるたの才能に気付く。
千早が気になる太一も、２人に釣られるように、かるたの魅力に気付いていく。
まっすぐな性格の千早が、大事なかるた仲間と出会い、
今まで持っていなかった“本当の自分の夢”を見つける。 |
|
２巻 初版 2008年09月12日
【あらすじ】
新、太一とともに挑んだ小学校最後の団体戦。
新は故郷の福井へ。太一は一流中学へ進学。
それぞれの道が待つ、春のせつなさを知った卒業式。
抱えきれない思いを胸に、千早は高校生になった。
離れていても、私達３人のかるたに対する情熱は変わらない。
そう信じていた千早だったが、
高校で再会した太一は、かるたから離れた生活を送っていた。
そして、昇級を報告しようとかけた電話で、新から思いがけない言葉を聞く・・・ |
|
３巻 初版 2008年12月12日
【あらすじ】
強くなってあいつを待とう・・・新との再会を信じ、そう誓い合った千早と太一。
２人の情熱に導かれた新たな仲間とともに瑞沢高校かるた部がいよいよ動き出す。
団体戦での全国大会出場を目指し、強豪ひしめく都予選にのぞんだ千早たちは？ |
|
４巻 初版 2009年03月13日
【あらすじ】
全国大会出場をかけ、団体戦での熱戦を制した瑞沢高校かるた部。
信じあい、支えあった仲間たちとともに、夢に描き続けた近江神社を初めて見上げる千早。
一方、新もまた同じ近江の地を踏みしめていた。
誰にも打ち明けることのなかった真実を背負いながら・・・ |
|
5巻 初版 2009年6月12日
【あらすじ】
ついにクイーンと対面した、ちはや。
そして個人戦でクイーンと対戦することに。
クイーンの圧倒的強さに、ちはやは動揺するが・・・ |
 |
6巻 初版 2009年 |
 |
7巻 初版 2009年12月11日
【あらすじ】
間近に迫った名人位・クイーン位挑戦者決定戦予選。
それは、最高クラスのA級選手しか出場できない特別な場所。
千早と新に追いつきたい―
焦る気持ちを胸に、A級昇級をかけた大会に一人挑む太一は、
そこで新と出会う。
太一の応援にかけつけた千早。
再び巡り合った3人の思いは！？
思い強まり、夢走り出す巡り合い。
かるたで響きあった3人の絆が再び―！！
【以下ネタバレ含む】
試験勉強の先生として机くんが、千早と肉まんくんに勉強を教える事になる。
２人は赤点を取るとマズイ成績だった。
しかし、千早は、A級昇級を目指し一人で大会に出場している太一が気になって仕方がない。
勉強に集中しなければいけないけれど、我慢できなくなった千早は、
学校を抜け出し、太一の応援に向かう。
その頃、会場では太一と新が出会っていた。
新は「必要やったら千早にも教えて」とケータイナンバーとメルアドを書いたメモを渡す。
駆けつけた千早に太一は3回戦で負けた事を告げ、
新もこの大会に出場していると伝える。
かるたに向かう新を見て、千早は新がかるたに戻ってきたことに感動し涙する。
その言葉を聞き、3回戦で負けた自分、新と千早が先にA級になってしまっている事、
様々な気持ちと葛藤で苦しんでいた太一は、自分のもうひとつの気持ちにも気付く。
新が帰ってきて嬉しいと思う気持ちに―。
束の間の出会いだった。
新は福井からのかるた会のメンバーとすぐに帰る事に。
千早は抜け出してきたのを、かなちゃんにみつかり怒って連れ帰られる。
太一は・・・新に「千早に自分で教えていけよ」とメモを返す。
新は、離れているため、千早と太一が付き合っていた場合の事を考え、
遠慮していたことを告げる。
帰りの電車内で、千早はかなちゃんに古文の勉強をさせられる。
紫式部の百人一首の句を見て、
「恋の歌に聞こえるけど・・・」という千早の言葉に驚くかなちゃん。
学校に戻って、机くんに謝る千早に、机くんは太一の事を話す。
「やりたいことを思いっきりやるためには
やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ。」
その言葉に目を覚ました千早は必死で勉強に取り組む。
その頃、大会の帰り道で、原田先生は太一に、
「白波会の規定とは違うがA級になるか？」と問いかける。
太一の返事は・・・「逃げないやつになりたい」だった。
そして、ついに名人位・クイーン位挑戦者決定東日本予選大会が来た。
千早は集中していた。
そこにその集中を崩すように須藤が現れ、
千早に余計な知識を吹き込み、更に賭けを言い出す。
千早の1回戦の対戦相手は、
“小6のスピードスター”と期待をかけられた少女だった。
千早は対戦するうちに、自分の事、そしてその少女の気持ちもよく見えるようになっていた。
そして千早は2回戦を迎えるが・・・
対戦相手は前クイーンの山本由美だった。
千早は諦めてしまっている様子の山本に、かるたへの情熱を揺さぶられる。 |
 |
8巻
【あらすじ】
熱気高まる名人位・クイーン位挑戦者決定戦・東日本予選。
初戦で小6のスピードスターを下し、勢いづく千早は、
続く2回戦でも前クイーンを相手に爆発的な攻めを見せる。
精鋭たちが繰り広げる熱い戦い。
それを見つめる一つの影が・・・
選ばれた者だけが立つ事を許される夢の舞台。
勝ちあがるのは！？
名人＆クイーン、そろい踏み！
かるた界最高峰がいまベールを脱ぐ！
|
 |
9巻
【あらすじ】
百人一首競技かるた界最高峰に立つ者―
名人・周防久志を目の当たりにした観客たちは、
その姿に息を呑む。
次元の違い。火花も散らぬ展開。
その観戦は、千早に大きな意味をもたらした。
仲間がくれた一言によって・・・
春。新学期。
新入部員とともに瑞沢高校かるた部が新たに進みだす！
新たな出会いが生まれる新学期。
かるた部に、春の嵐が吹き荒れる！？ |
 |
10巻
【あらすじ】
今年も幕を開けた全国高等学校かるた選手権大会東京都予選。
千早たち瑞沢高校かるた部は、待望の新入部員を迎え、
思い新たに日本一を目指す。
復活を目指す伝統校、初出場に燃えるダークホース・・・
並みいる強豪たちに挑む、千早たちの思いとは！？
いよいよ始まる全国大会都予選。
それは、千早たち瑞沢高校かるた部の原点。 |
 |
11巻
【あらすじ】
今年も幕を開けた全国高等学校かるた選手権大会東京都予選。
千早たち瑞沢高校かるた部は、待望の新入部員を迎え、
思い新たに日本一を目指す。
復活を目指す伝統校、初出場に燃えるダークホース・・・
並みいる強豪たちに挑む、千早たちの思い。
仲間と築き上げてきた自信と信頼とともに、
全国大会都予選決勝の舞台に勝ち上がった千早たち。
前年度と同じカードとなった強豪・北央学園との一戦は、
実力伯仲する5組の対戦が揃い、
序盤から緊迫した展開に。
瑞沢か、北央か。
互いに一歩も譲らぬまま迎えた最終盤。
だれもが予想だにしなかった出来事が―
伝統か、執念か。
因縁の対決の行方は！？
|
 |
12巻 初版 2011年3月11日
【あらすじ】
今年も幕を開けた全国高等学校かるた選手権大会東京都予選。
千早たち瑞沢高校かるた部は、待望の新入部員を迎え、
思い新たに日本一を目指す。
全国屈指の激戦区・東京都予選を制した瑞沢高校かるた部と、
北央学園は、決戦の舞台を近江神宮に移し、
ともに頂上を目指す。
常識破りの戦術、桁外れの選手層、全国の高く厚い壁―。
掲げ続けてきた日本一という目標。
それは、勝ち抜く努力と、
勝ち抜く執念を燃やし続けるチームだけがもぎとれる遥かなる夢。
自分を信じ、仲間を信じ、千早たちの戦いがいま始まる！
高く厚い壁がそびえたつ。
高校かるた選手権全国大会、開幕。 |
| 感想 |
面白い。まだ５巻だけで、物語の全体像が見えているわけではないけれど、
一気に読んでしまうくらいに面白い。
今後の展開が楽しみ。 |
