LIARGAME roots of A

最終更新2009/01/29

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タイトル	LIARGAME roots of A　甲斐谷忍短編集
作者名	甲斐谷忍
出版社	集英社
既刊数	全１巻
個人的おすすめ度	★★★★
あらすじ	【収録作品】 ①LIARGAME roots of A LIAR GAMEの元天才詐欺師・秋山深一の詐欺師になる前のストーリー。卒業を間近に控えた大学４年の秋山。官公庁からすでに内定をもらい、あとは単位をとるだけになっていた。同じくエリートの道がすでに決まっている秋山を含む５人が犯罪心理学ゼミを受講。いきなりある人物に関してのプロファイリングを課題として出す丘辺教授。２週間以内に正解を出せなければ夏休み返上だと告げる。その手がかりとして、渡されたのは一通の手紙であった。丘辺教授の講義に強く感銘を受けた秋山は、内定を蹴り、大学院への進学を決意する。 ②ナインダーツ高校は２週間で中退、仕事も３日と続かない、遊んでばかりの自堕落な生活を送っている椎原ミノル。借金まみれでアパートを追い出されそうになって職安に駆け込み、そこで３食住み込みの仕事を紹介される。その施設はミドリ病患者の隔離施設であった。そこでミノルは、唯一得意とするダーツをミドリ病患者のキョウに教え込み、未来を賭けてダーツ勝負に挑む。 ③サンソウ～禁断の占術～① ④サンソウ～禁断の占術～② 過去はすべて言い当て、未来の予言はすべて１００％現実となる。歴史さえも動かすと言われる強力な占術・三相卜術（さんそうぼくじゅつ）。その強力さゆえ、１人にのみ伝承されていく伝説の占術。その伝承者である桐生飛鳥。占い世界の寵児として権力者や富豪にもてはやされる桐生飛鳥。しかし、そんな生活を根底から覆す出来事が彼を待ち受けていた。一度は姿を消した彼だが、卜術師として事件に立ち向かう。 ⑤甲斐谷忍の愛犬物語 ⑥＠ラヴァーズ（アットマークラヴァーズ）寿士は、子供の頃本で読んだ宿命の相手についての話を覚えている。「本能的に自分に最もふさわしい相手を感じる力が備わっている。 DNAが引き合う。人間にもその力が備わっている。」現在交際中の春香は本当に宿命の相手なのだろうか自信をなくしている。美人でお嬢様で上品な春香に、学歴も職業も何もかも嘘をついている寿士。無理をして高級車を買い、高級なデートをしている。そんな自分を嫌悪し、無理をしている自分は春香と宿命の相手ではないのでは？そう感じ始めている時に、インターネットでの出会いサービス会社の広告に釣られ、登録。そこでサツキという女性と出会う。
作者のその他の漫画	LIAR GAME（ライアーゲーム）　1～6巻霊能力者小田霧響子の嘘
感想	短編集としてはかなり面白い。ライアーゲームのファンなら読む価値はある。この短編集で興味を持って、ライアーゲームを読むのもよいと思う。サンソウも連載になれば・・・と思う。＠ラヴァーズは、結末が読めるような単純なストーリー。でも、息抜き的に読むにはOK。ストーリーは単純だけれど、登場人物の心理が丁寧に書かれて、気楽に安心して読める。おすすめです。

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