お伽もよう綾にしき

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最終更新2009/03/15
タイトル お伽もよう綾にしき
作者名 ひかわきょうこ
出版社 白泉社
既刊数 全5巻
個人的おすすめ度 ★★
あらすじ
鈴音は幼少の頃から不思議な力が備わっていた。
1巻 初版 2005年10月10日

庵に住む尼の元で育った身寄りのない鈴音は、
もののけを出してしまう不思議な力を持っている。
その不思議な力のせいで、こどもたちにいじめられているが、
そこへ新九郎が現れる。
新九郎の大きさと温かさに、父親というものを感じ、
“ととさま”と呼び、慕う鈴音。
その1年半後に新九郎は行方不明になる・・・

そして月日が経ち、鈴音は成長していた。
幼い頃の新九郎の教えを守り、自分の不思議な力を抑えていたが、
お使いに出た道中で、物の怪に追われる一行と出会い、
物の怪から身を守るために力を使う。
しかし、物の怪の手に落ち、心で“ととさま”に助けを乞うと・・・
ととさまから預かった御守りの笛が光を放ち・・・
2巻 初版 2006年11月10日

笛から現れた新九郎に瓜二つの顔をした“おじゃる様”は、
鈴音に名をつけられ、支配された。
そして鈴音のお願いにより、色々と手助けをすることとなる。

伊摩の国の領主争いが起こりそうな不穏な空気が流れるが、
原因は、物の怪が領主争いを操っているようであり、
鈴音達はそれを阻止しようと努めるが・・・
敵は強大な邪悪なかたまりであった。
3巻 2007年09月10日

おじゃる様の力は敵に対抗できるだけのものであったが、弱点もあった。
それに目をつけた敵の現八郎や八重は、鈴音の笛を狙う。

現八郎と新九郎の過去、八重の甦りなどが明らかに。
そして、現八郎の願いによって、新九郎が天狗からの呪縛から解き放たれる。
4巻 2008年05月10日

新九郎が現世に戻ったことにより、おじゃる様も本来の姿に戻った。
新九郎は19歳のままだが、鈴音は18歳に成長していた。
2人は対面するが、どうしてよいか態度が定まらず、どこかぎこちない。

ゆっくり語り合う間もなく、鈴音達の元へ八重の手が伸びていた。
そして、おじゃる様が八重から重傷を負わせられる。
5巻 初版 2009年03月10日

十年の時を経て新九郎と再会を果たした鈴音。
再会を喜んだのも束の間、完全復活を遂げた妖鬼・八重に襲撃され、
おじゃる様が重傷を負ってしまう。
さらに恨みを募らせた八重の操る大軍が伊摩の国に押し寄せて・・・
ついに完結!
作者のその他の漫画 時間をとめて待っていて
彼方から
感想 ひかわきょうこさんの漫画が好きですが、今回は特に面白いと思いませんでした。
全体的なストーリーイメージは、“彼方から”の和風という感じです。
“彼方から”が良い作品だったため、“お伽もよう綾にしき”のインパクトが弱かった。
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