タイトル |
お伽もよう綾にしき |
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作者名 |
ひかわきょうこ |
出版社 |
白泉社 |
既刊数 |
全5巻 |
個人的おすすめ度 |
★★ |
あらすじ
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鈴音は幼少の頃から不思議な力が備わっていた。 |
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1巻 初版 2005年10月10日
庵に住む尼の元で育った身寄りのない鈴音は、
もののけを出してしまう不思議な力を持っている。
その不思議な力のせいで、こどもたちにいじめられているが、
そこへ新九郎が現れる。
新九郎の大きさと温かさに、父親というものを感じ、
“ととさま”と呼び、慕う鈴音。
その1年半後に新九郎は行方不明になる・・・
そして月日が経ち、鈴音は成長していた。
幼い頃の新九郎の教えを守り、自分の不思議な力を抑えていたが、
お使いに出た道中で、物の怪に追われる一行と出会い、
物の怪から身を守るために力を使う。
しかし、物の怪の手に落ち、心で“ととさま”に助けを乞うと・・・
ととさまから預かった御守りの笛が光を放ち・・・
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2巻 初版 2006年11月10日
笛から現れた新九郎に瓜二つの顔をした“おじゃる様”は、
鈴音に名をつけられ、支配された。
そして鈴音のお願いにより、色々と手助けをすることとなる。
伊摩の国の領主争いが起こりそうな不穏な空気が流れるが、
原因は、物の怪が領主争いを操っているようであり、
鈴音達はそれを阻止しようと努めるが・・・
敵は強大な邪悪なかたまりであった。
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3巻 2007年09月10日
おじゃる様の力は敵に対抗できるだけのものであったが、弱点もあった。
それに目をつけた敵の現八郎や八重は、鈴音の笛を狙う。
現八郎と新九郎の過去、八重の甦りなどが明らかに。
そして、現八郎の願いによって、新九郎が天狗からの呪縛から解き放たれる。 |
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4巻 2008年05月10日
新九郎が現世に戻ったことにより、おじゃる様も本来の姿に戻った。
新九郎は19歳のままだが、鈴音は18歳に成長していた。
2人は対面するが、どうしてよいか態度が定まらず、どこかぎこちない。
ゆっくり語り合う間もなく、鈴音達の元へ八重の手が伸びていた。
そして、おじゃる様が八重から重傷を負わせられる。 |
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5巻 初版 2009年03月10日
十年の時を経て新九郎と再会を果たした鈴音。
再会を喜んだのも束の間、完全復活を遂げた妖鬼・八重に襲撃され、
おじゃる様が重傷を負ってしまう。
さらに恨みを募らせた八重の操る大軍が伊摩の国に押し寄せて・・・ ついに完結!
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作者のその他の漫画 |
時間をとめて待っていて
彼方から |
感想 |
ひかわきょうこさんの漫画が好きですが、今回は特に面白いと思いませんでした。
全体的なストーリーイメージは、“彼方から”の和風という感じです。
“彼方から”が良い作品だったため、“お伽もよう綾にしき”のインパクトが弱かった。 |