タイトル |
プライド |
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作者名 |
一条ゆかり |
出版社 |
集英社 |
既刊数 |
1〜11巻 |
個人的おすすめ度 |
★★★★ |
あらすじ
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他界した母は有名なオペラ歌手、
そして資産家の父と2人で暮らす麻見史緒は自身も音大で声楽を学んでいた。
たまたま自宅に来たハウスキーパーの緑川萌と顔見知りとなる。
イタリアに留学も決まっていたが、突然の父の破産により、何もかも失う。
しかし、気丈にしながらも不器用な史緒を見かねて、支えてくれる同じ学生の蘭丸。
史緒の美貌、気品、すべてを気に入り、
陰ながら手助けしようとするレコード会社社長の息子 神野。
そんな史緒を妬み、心の底から憎く思い、陰湿なやり方で陥れようとする萌。
そんな人間関係が複雑にからみながらも、音楽という絆で運命は結ばれていく。 |
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11巻 初版 2009年07月22日
カミラの代役に抜擢され、稽古に励む史緒。
萌の母親は、娘と神野の結婚を要求しに神野家へ乗り込むが・・・
隆の母親に一蹴されてしまう。
そして、意外にも史緒を理解し、思いやっていたのは他ならぬ隆の母親であった。
同じ辛い思いを史緒にさせるべきではないと隆に厳しく迫り、
神野は史緒に萌との事を話す決心をする。
仕事を無理矢理調整してやってきたウィーン。
深夜に到着した神野の目に飛び込んで来たのは、蘭と楽しそうに談笑する史緒の姿だった。
蘭はベティとのツアーを成功させ、たくさんのオファーが殺到。
その成功は、すべて史緒のおかげであると思い、直接ウィーンまで伝えに来た所だった。
偶然にも3者が揃い、神野は史緒の浮気だと勘違いし逆上。
結局、和解は出来たが、萌との事を話せないまま、ウィーンを後にしてしまう。
そして神野と史緒の結婚式は10日後に迫っていた。
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映画 |
2009年 映画化予定
美人女子大生歌手ステファニー(20)が女優デビューすることが9日、分かった。
オペラ歌手を目指す2人の女性のバトルと成長を描いた映画「プライド」に主演する。
メガホンをとるのは、06年に前後編合わせて興行収入80億円を記録した
「デスノート」の金子修介監督(52)。
ヒットメーカーの強力なバックアップを受けて、期待の美人歌姫が映画界に進出する。
原作は「有閑倶楽部」などで知られる一条ゆかり氏の同名人気コミック。
(日刊スポーツより抜粋)
記事の続きは→→日刊スポーツ.com
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感想 |
これは大好きな作品。
まだ完結していないので★4つにしてありますが、性別関係なく読んで欲しい。
ストーリーも好きだけれど、菜都子ママの台詞が響く。
「女がふたまたをかける時はどうでもいいときかどうしようもないかよ。」
真実を短い言葉でスパッと言う。とても魅力的なキャラ。
もちろん史緒のプライドの高さも魅力的。
その正反対の萌。
ぶつかりあいながらもお互いに成長していく姿がとてもわかりやすく描かれている。 |