ルナールの壁-虐待から救いたい-
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最終更新2009/01/01 |
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タイトル |
ルナールの壁-虐待から救いたい- |
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作者名 |
原作=野間美由紀 作画=竹沢宵子 |
出版社 |
白泉社 |
既刊数 |
全1巻 |
個人的おすすめ度 |
★★ |
あらすじ
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子供の頃、母の再婚により、義父からの虐待、
そして実母からのひどい仕打ちを受け、
自分自身も心に傷を持つ児童福祉司 蜂屋みのり。
児童相談所の現実、そして恋人の裏切りに失望し、辞職し、
それをきっかけに引越し、コンビニでアルバイトを始める。
一度は児童への問題に関わる事を諦めたみのり。
けれども、新しいアパートには虐待の疑いのある男の子がいて思い悩む。
そんな時、アパートの管理人である梶原悟の協力を得る事になる。
そして2人は、子供を救いたいという新たなる夢に向かっていく。 |
感想 |
物語的には、社会問題を取り上げてあるけれど、
児童福祉などの詳細については触れていない。
最近多いリアルなフィクション的なものとは違う。
主人公の心の傷にも深く立ち入っているわけではなく、
割りと現実的に描かれているようでいて、解決方法などがあまりにも非現実的。
いくら子供を救うためとはいえ、
みのりがお嬢様に扮し、人を騙したり、
悟の父親が高級不動産物件を持っていて、それを利用したり、住人を騙したり。
ほんのささいな嘘っていうのではなく、
これは訴えられたら逆にまずいのでは?という事が多い。
少し手の届く場所にいる正義の味方的な描かれ方が、
逆に「じゃーなんで児童相談所では何もできなかったのか?」と思ったり。
児童相談所で関わってきた家庭にそんな嘘ついて騙したら・・・
絶対訴えられていただろうなと思える。
子供を救うためなら何をしても許されるというような意味で読まれるのは
どうかと思う部分あり。 |
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