サイコドクター

最終更新2009/01/01

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タイトル	サイコドクター
作者名	作＝亜樹直　画＝的場健
出版社	講談社漫画文庫
既刊数	文庫版　全５巻
個人的おすすめ度	★★★
あらすじ	心理カウンセラー楷恭介は、小さなカウンセリングの事務所を構えている。そこに訪れる人々は、誰にも言えないような心の病を抱えている。最初は楷の様子を見て帰ろうとする人も・・・しかし、次第に楷の的確なアドバイスに心を開いていく。完治する症状ばかりではない心の病。高層恐怖症、悪夢、被害妄想、妻への劣等感、コンプレックス・・・自分ではそれと気付かぬうちに心の迷宮に足を踏み入れている。その原因を探り、快方に向かわせようと奮闘する楷。そんな楷自身にもとらわれている過去があった・・・全５巻であるが、５巻は途中でストーリーが終わっている。連載もそこでストップしたらしい。そのストーリーはそれで終わっているが、画担当者が変わり、新連載として、「サイコドクター楷恭介」が始まっている。画：オキモトシュウ
作者のその他の漫画	神の雫
感想	自分がこれが病気なのか何かもわからず、その症状に悩まされている人々。それが過去の出来事が原因だったり。あまりにも辛い過去のため記憶喪失となり原因がわからないまま苦しんでいる。その辛い封じ込めた過去と向き合い、新しい自分として生きていくように、手助けをする楷恭介。様々なケース、患者に出会ううちに、楷自身も自分の過去と向き合うことになる。漫画ほどの症状ではないけれど、自分にも思い当たるような症状があったりして、興味深く読むことができる。中途半端に終わっているストーリーが残念。新版の「サイコドクター楷恭介」は、楷と冠野あずさのキャラ性格が少し変わっている。

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