タイトル |
刻(とき)だまりの姫 |
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作者名 |
篠原千絵 |
出版社 |
小学館 |
既刊数 |
小学館 1〜2巻 |
個人的おすすめ度 |
★★★ |
あらすじ |
刻の狭間“刻だまり”に封印されていた大姫の邪悪な念が、
長い歳月を経て解き放たれた。
先輩・亮に叶わぬ思いを寄せる美大生の茜に大姫が差し伸べた甘美な魔の手。
亮の彼女に対する嫉妬から、その誘いにのった茜は・・・ |
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1巻 初版 2008年11月15日
ケンカの発端は、ささいな事であった。
結婚間近の藍と燈子は、結婚後の新居として新興住宅街の外れのマンションを購入した。
仕事の都合で先に藍だけが暮らし始めたそのマンションで、
勝手に藍が買った家具でケンカをしてしまう2人。
その翌日から藍が姿を消した・・・
愛犬のディーゴだけが残された部屋。
藍の妹・茜と一緒に探し始める燈子だが、
携帯電話も財布も何もかもそのままで消えた藍の行方は見当もつかず、
警察にも相手にされない。
燈子はマンションに泊り込むが、午前0時になると身の回りに異変が!?
藍と燈子は恐ろしい体験から生還するが、
そのマンションには住む気にはなれず、売却を考えていると、
藍の妹・茜が「家賃を支払い、私が住む」と言い出す。
そして、本編が始まる。
茜が、刻だまりの大姫の力を借り、叶わぬ想いを寄せる先輩の亮に近づく。
そんな茜を、鋭い女の勘で気付き、嫌がらせをする亮の恋人・乃愛(のあ)。
茜は乃愛の嫌がらせを恨むようになり、
大姫の魔の手を危険に感じながらも深みにはまってゆく。 |
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2巻 初版 2009年月日
刻の狭間“刻溜まり”に封印されていた大姫の甘美な誘いにのった茜。
叶わぬ恋と知りながらも亮への想いを募らせていたが、
ある日、茜を好きだという男が現れる。
そんななか、殺人事件の背後に、
他の刻だまりの存在があることを知った茜は!? |
作者のその他の漫画 |
天は赤い河のほとり
闇のパープル・アイ
篠原千絵the best selection
海に墜ちるツバメ |
感想 |
まだ1巻が出たばかりだけれど、面白い。
ただ篠原千絵氏は、出だしが面白くても、途中から雑になり、
つまらない結果に終わる漫画も多いので、今後の展開を見て、★が変わるかも。
“水に棲む花”がつまらない漫画の一例。
面白い漫画が多い分、残念な作品を読むと、心からがっくり来てしまう。
この漫画で茜が、刻だまりの力を利用して、
亮と乃愛の関係中に割り込み、勝手に亮を犯してしまう。
その場面はさすがに引いた。
女性が男性を・・・だから、まだ問題にならないのかわかりませんが、
これ性別が逆だったら、大変な問題シーンですよね・・・ |