銭ゲバ

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最終更新2009/04/05
タイトル 銭ゲバ
作者名 ジョージ秋山
出版社 幻冬舎文庫
既刊数 文庫版 全2巻
個人的おすすめ度 ★★
上巻 初版 2007年10月10日

貧乏だった蒲郡風太郎(がまごおりふうたろう)はいつも馬鹿にされ、
病弱だった母親は医者に見捨てられ死んでしまう。
少年時代に金の絶対的な力を見せ付けられた風太郎は、
金のためなら手段を選ばない大人になっていく。

そんな彼を人々は「銭ゲバ」と呼んで軽蔑したが、
風太郎の金儲け道は止まることを知らなかった。
衝撃の問題作。
下巻 初版 2007年10月10日

一流企業の大昭物産の社長の座までのぼりつめた風太郎だが、
貧しかった頃の恨みはいつまでも消える事がなく、
金への執着はますます強まった。
この世に金で買えないものはない。
そう信じて疑わない風太郎は、金の力を使って政界に進出する。
だが欲しいものをすべて手に入れた彼を待っていたのは?

新聞社から“人間の幸福について”という原稿の依頼を受けた風太郎。
幸せについて思いを巡らせる・・・そして・・・
銭ゲバ DVD-BOX

主演 松山ケンイチ

これは「愛」なのか?「悪」なのか?
「真実の愛」を渇望するがゆえ、「金」の力でそれを手に入れようとする。
悪事に手を染めながら・・・。
貧しく、不幸な生い立ちゆえ「銭ゲバ」となった青年の、
この金まみれの世界で生き抜くサバイバル活劇!!
「愛」と「悪」をスリリングに描き、幸福とは何か?を問う超エンターテイメントドラマ!!
銭ゲバ オリジナル・サウンドトラック

日本テレビ系ドラマ『銭ゲバ』のオリジナル・サウンドトラック。
数々のドラマや映画の音楽を手がけるほか、
米米CLUBやBIG HORNS BEEで活躍する金子隆博による多彩なサウンドが楽しめる。
感想 漫画はとても古い。
時代が違うので、大金が出てくるが、
今の私達の感覚よりまだまだ大金であると思って読んだ方が良い。
絵は上手くはなく、ストーリー性もあまりない。
ただただ風太郎の銭ゲバぶりのエピソードが羅列されている感じ。
表現もほぼ抽象的なもので、“このコマでの作者の意図は?”と考えてしまう。
しかし気付けば、風太郎に感情移入してしまっている。

TVドラマも観たが、現代風にアレンジしてあり、
内容は漫画に比べ随分控えめな内容であった。
ミムラの衣装が、時代がよくわからないもので、
このドラマにちょうど合っていて感心してしまった。
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